永久磁石(マグネット)加工、磁気回路設計・製作なら東和製作所へ(東京)-よくあるご質問
永久磁石(マグネット)加工 磁気回路設計の東和製作所TOP > よくあるご質問(FAQ)
 

お客様の疑問、要望にお応えします

このページでは、日頃からよくお問い合わせいただく内容をご紹介しております。
 

よくいただく質問一覧

q1マグネットの種類はどんなものがありますか?
q2マグネットは減磁しますか?
q3マグネットは錆びますか?
q4マグネットの加工はどのように行なうのですか?
q5磁気回路の組立はどのように行なうのですか?
q6マグネットの測定はどのように行うのですか?
q7希土類磁石とはどんな磁石ですか?
 
ページのトップへ
q1 マグネットの種類はどんなものがありますか?
a1 ★ランク付け定義: ◎特に優れている ○優れている △普通 ×劣る
種類 製造
方法
対比表(ランク別)
価格 磁力 耐熱性 耐錆性 保磁力
(Hc)
(安価順) (BHmax)
アルニコ磁石 鋳造
(焼結)
フェライト磁石 焼結 ×
サマリウム、コバルト磁石 焼結 ×
ネオジム磁石 焼結 ×
プラスチック磁石 成型 ×
ゴム磁石 成型 × × ×
 
「工場長心得」

磁石は、同じ種類でも材質により特性が異なります。ただ、外面だけでは材質が判断できません。そこで、色別を行い、混入を防いでいます。
「営業ご提案」
使用用途により磁石の種類を決める必要があります。最適な磁石を選ぶ上で、お気軽に営業マンにご連絡ください。
 
ページのトップへ
q2 マグネットは減磁しますか?
a2
減磁します。主な要因として、
(1) 経時変化: 磁化後、時間の経過と共に、若干の減磁が見られます。形状にもよりますが、減磁幅は小さく、時間と共に安定します。
(2) 熱減磁: 温度の変化による減磁…種類により変化量が異なります。
(3) 外部磁界: 近くにある電線、コイル等の発生する磁界により減磁します。
(4) 強磁性体の接着: 鉄等、強磁性体に吸着、引き剥がし、磁石同士の反発等により減磁します。
(5) 機械的応力: 振動、衝撃等の作用により減磁します。
注意
・上記の中で熱減磁以外は保持力(Hc)が大きいほど減磁しにくくなります。
・同じ材質では磁極方向の長さに対する断面積の大きさ(寸法比)が小さいほど減磁量は少なくなります。
 
ページのトップへ
q3 マグネットは錆びますか?
a3 @基本的には磁石は錆びます。
Aネオジム磁石は非常に錆びやすいので通常、Niメッキをして使用します。
B他の磁石は鉄に比べれば錆びにくいです。
「工場長心得」
磁石は種類により錆びやすいので加工後、直ぐ水分を除去します。
 
ページのトップへ
q4 マグネットの加工はどのように行なうのですか?
a4
@永久磁石材料は、プラスチック磁石とゴム磁石を除き、ハガネと同じくらい硬いので、研削で加工します。従って、丸や、角のような単純な形状に限定されます。
A複雑な形状や、穴あけ加工等は、ワイヤーカット、放電加工、ダイヤモンドによる成形加工などで行なうことになります。
Bサマリウム.コバルト系磁石、ネオジム系磁石は、一般的に、ブロック形状に製作された素材からダイヤモンド刃により切断し、仕上げ加工します。但し、量産品については製品形状の金型を作り、仕上げ加工を行ないます。
「工場長心得」
磁石は欠けやすいため、加工には細心の注意をはらっています。また、磁石の種類ごとに適した研削砥石を使用しています。皆様も磁石を使用するときは厳重に注意してください。着磁してある磁石同士を近づけたりしますと指を挟まれることもあります。また、磁石の周りに鉄製のものを置いたりしますと磁石に飛びつくこともあります。危険ですので充分注意を払ってください。
 
ページのトップへ
q5 磁気回路の組立はどのように行なうのですか?
a5
@磁石は硬く、ネジ加工することは不可能なため、ネジ止めによる組立はできないので接着剤により組立をおこないます。
A保持力(HC)の低い材料(アルニコ磁石等)は、磁石を磁化してから組み立てると磁力が落ちるので、普通は磁気回路に組立て後、着磁します。
Bサマコバ系磁石とネオジム系磁石は保持力が高いので減磁しにくいことにより、着磁された磁石を組み立てる場合が多いです。ただ、
接着剤硬化時の温度により熱減磁が起こることがありますので接着剤の選定に注意する必要があります。
 
ページのトップへ
q6 マグネットの測定はどのように行うのですか?
a6
1. 磁石単体の場合
1-1 開放磁束(単位.Wb ウェーバー) 磁石から出ている磁力線の数を測定します。
測定器具はフラックスメーターを使用します。
1-2 磁束密度(単位T. テスラ) 磁極面より出ている磁束の密度を測定します。
測定器具はガウスメーターを使用します。ただ、磁力線は磁極面の先端部に多く集まっていて測定位置による誤差が生じます。通常は、磁極面の中央部で測定します。
2. 磁気回路の場合
2-1 空隙磁束密度(単位T.テスラー)を測定します。
NS極の空隙(ギャップ)の中央部にガウスメーターの測定子(ブローブ)を入れて測定します。
注記: 磁束密度の単位はT(テスラー)ですが、以前はG(ガウス)を使用していました。1mT=10Gです。
 
ページのトップへ
q7 希土類磁石とはどんな磁石ですか?
a7
希土類元素を使用した磁石で比較的最近(1970年代)に開発されたものです。当初はセリュウム(Ce)を用いましたが、サマリウム(Sm)、ネオジウム(Nd)が使用されるようになり、磁力が飛躍的に大きくなりました。従来のアルニコ磁石、フェライト磁石より小型化が可能になり、現在は磁石の主流となっています。
 

70年の実績とノウハウで、様々な磁気特性を実現します。


東和製作所について
弊社サービスについて
 
お問い合わせ マグネット・永久磁石のご要望やご相談はお気軽にお問い合わせください。03-3764-6631