熱減磁した磁石(磁気回路)の修理

お客様からの要求

装置の冷却機能が止まったまま稼働し、磁気回路に高熱が掛かり、磁気回路が減磁してしまった。
装置メーカーの対応は修理することは出来ないとのことのため、高額な費用と長い納期がかかってしまうが、新規の磁気回路を依頼するしかなかった。その間、一日でも早く装置を稼働させたいため、修理を検討してほしい。

東和製作所の対応

磁石とヨークの材質が特定できなかったため、新規で部材を調達し、修理することが困難であった。そこで、現品の再使用を検討し、磁気回路の一部を分解し、磁石のみを再着磁してみたが、磁石は磁化されたため、組成破壊していなかった。磁気回路を磁石とヨークに分解し、磁石を再着磁、磁石とヨークを再組み立てという行程により、磁気回路を修理することができた。装置を再稼働させ評価したが、以前と変わらない品質で製造ができることが確認でき、新規の磁気回路が入荷する半分の期間かつ、想定の半分程度のコストで製造ラインを稼働させることができた。