臨時休業のお知らせ 2020年11月2日(月)

2020年11月2日(月)は休業させていただきます。

11月4日(水)より通常営業いたします。

お急ぎのところ、ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほどお願いいたします。

大田区研究開発型企業ガイド2019年度版が完成しました

研究開発を行う方々と大田区のものづくり企業のマッチングを目的に、公益財団法人大田区産業振興協会が毎年発行する、大田区研究開発型企業ガイドの2019年度版が完成しました。当社該当ページにつきましては以下PDFをダウンロードしていただくことができます。

大田区研究開発型企業ガイド2019

合わせまして、大田区のものづくり企業の検索サイトmiraiもご参照下さい。

大田区ものづくり研究開発マッチングシステムmirai

TECHNO-FRONTIER2019出展のご案内

2019年4月17日(水)~4月19日(金)まで、幕張メッセにて開催のテクノフロンティア2019に出展いたします。

小規模ながら、当社エンジニアが常駐いたします。

皆様の永久磁石にかかわるご質問、磁気回路設計、製造に関するご相談など、その場でお答えできるように出来ればと考えております。

是非、ご来場の際には当社ブースへお立ち寄りください。

株式会社東和製作所ブース番号:4F38

招待状がお手元にない場合、事前来場登録がお済みではない方は以下のリンクより事前登録ください

テクノフロンティア2019来場者事前登録フォーム

2018-19年末年始休業のお知らせ

2018年12月29日(土)から2019年1月6日(日)の期間休業とさせていただきます。

2018年12月28日(金)につきましては、営業時間を通常より繰り上げ15:00までとさせていただきます。

新年は1月7日(月)より通常通り8:20より営業を開始させていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

株式会社東和製作所 従業員一同

ホームページを更新いたしました

東和製作所のホームページを一新いたしました。今後ともよりより製品・サービスの提供に努めてまいります。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

磁場配向用磁気回路(ボア径方向磁場)の製作

magnet unit

お客様からの要求

試料を配向させるため、リング型の磁気回路のボア径の中心部φ5mm×10mmの領域に0.5T以上の磁場を発生させる磁気回路がほしい。ただし、配向したまま磁場から外すためボア径方向以外の磁場を0.1T以上掛からないことが条件。

東和製作所の対応

問い合わせから1週間以内にお客様を訪問し、要件定義を行い、問い合わせから2週間で設計の第1案を提示した。
希望通りの納期で対応でき、磁場が強く、取り扱いに細心の注意が必要のため、納品時に取扱説明書をもとに説明も行った。

熱減磁した磁石(磁気回路)の修理

worker

お客様からの要求

装置の冷却機能が止まったまま稼働し、磁気回路に高熱が掛かり、磁気回路が減磁してしまった。
装置メーカーの対応は修理することは出来ないとのことのため、高額な費用と長い納期がかかってしまうが、新規の磁気回路を依頼するしかなかった。その間、一日でも早く装置を稼働させたいため、修理を検討してほしい。

東和製作所の対応

磁石とヨークの材質が特定できなかったため、新規で部材を調達し、修理することが困難であった。そこで、現品の再使用を検討し、磁気回路の一部を分解し、磁石のみを再着磁してみたが、磁石は磁化されたため、組成破壊していなかった。磁気回路を磁石とヨークに分解し、磁石を再着磁、磁石とヨークを再組み立てという行程により、磁気回路を修理することができた。装置を再稼働させ評価したが、以前と変わらない品質で製造ができることが確認でき、新規の磁気回路が入荷する半分の期間かつ、想定の半分程度のコストで製造ラインを稼働させることができた。

磁気回路のリサイクル

ends

お客様からの要求

多くの磁気回路部品を使用しているが、不要になった磁気回路の廃棄に苦労している。さらにレアアースの問題もありリサイクルできる事が望ましいと考えているが対応の検討は出来ないだろうか?

東和製作所の対応

永久磁石のリサイクルの要求は古くからあったが、着磁された永久磁石のリサイクルは技術的に困難であった。
2011年に信越化学工業において、着磁状態でもリサイクルを実現する準備がそろい当社においてリサイクル受け入れ態勢の構築を行った。
磁気回路状態から、永久磁石単体の状態に効率よく分解する作業は当社においては、組立同様慣れた仕事でもあったため、十分対応できる事がわかり、少数ではあるがお客様からのご依頼に少しずつ対応を開始した。

磁気回路の測定と解析の提案

3D magnetic field measurment system

お客様からの要求

医療用検査装置に用いる磁気的な検査機構の開発を開始した。永久磁石を購入し簡易的な実験を行ったが、想定と異なる結果が出ている。購入した永久磁石が仕様通りのものなのか疑問があるため、測定を協力してほしい。

東和製作所の対応

医療用検査装置として必要な仕様は、磁気回路状態における磁場分布との関係性があるため、磁石単体の特性とアセンブリ状態における磁場分布の2つの測定を実施した。結果的に永久磁石単体の特性ばらつきが大きい事と、アッセンブリの設計により磁場分布がばらつきやすい状態であった事を指摘しこれらを改善する事で、必要な特性を満たす磁気回路を実現できる可能性がわかった。
お客様より、測定方式等などを詳しく伺い必要な磁場分布を推測し、この条件を満たす磁気回路構造をコンピュータシミュレーションにより決定した。これにより試作対象を提案し、短期間で開発を進めるサポートをさせていただいた。